SynologyNAS DS213jにGitサーバーをInstall
がじです。
先日、githubにアカウントを作成してこっそりとこのブログのテーマを公開してみたのですが、今回はGitつながりでSynology NAS DiskStation DS213jにGitサーバーアプリを入れてみました。
githubに登録したならローカルのGitサーバーなんていらないじゃん?とおっしゃる方もいるかもしれませんがGithubに登録するまでもない簡単なプログラムや文書の履歴管理をしたかったのです。
参考にさせていただいたのはこちらのページ。英語でかつDS214を使用しているので若干画面構成が違いますが、基本は同じ手順です。多分最新版のDS215jでも大差ないと思います。(←希望的観測)
私の場合、最初にいきなりパッケージセンターからGitアプリをダウンロードしてしまったのですが、そのあとどうすればよいのかわからず途方に暮れて調べる羽目になりました。
まずは下準備から。最初にDiskStationにログインしてコントロールパネルからgit用の新規ユーザーを作成します。
ユーザーグループはusersでいいでしょう。
次に共有フォルダを作成します。ここではgitrepositoryにしました。
一応余計なものが見えないように共有表示無効にしておきます。
この共有フォルダに対してさっき作ったgituserの読み書きを許可しておきます。
ここで初めてパッケージセンターよりGit Serverをインストールします。
(私のように事前にインストールしていていても問題ありません。)
インストールしたGit Serverを開いてgituserにアクセスを許可します。
あとはコマンドラインでの操作です。
DiskStationにSSHアクセスして、共有ディレクトリにGitプロジェクト用のディレクトリを作成、git –bare init で共有リポジトリとして初期化した後でディレクトリのオーナーを先ほど作成したgituserに変更します。
$ ssh -l root 192.168.1.100 $ Enter root password (ここでrootパスワードを入力) $ cd /volume1/Repository/ $ mkdir testprogram.git $ cd testprogram.git $ git --bare init $ cd .. $ chown -R git:users testprogram.git $ exit
残念ながらssh接続がroot/adminユーザーにしか許可されていないという仕様はセキュリティ的にいかがなものかと思いますが、仕方ないです。
上記は一番単純な設定を例としましたが、実際の私の環境ではIPアドレスもsshのポート番号も変えてますし、ユーザー名とかフォルダ名も仮ですからね。あくまで。
最後に手元に作っておいたgit リポジトリをgit cloneでDiskStationのディレクトリにクローンしておきます。
え?モザイクだらけでわけわからない?
すみません、小心者なのでIPアドレスもポート番号もディレクトリ名もユーザー名も明らかにしたくないんです。すみません。
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