ONKYO Bloetooth & 有線ハイレゾヘッドフォンH500BTを購入
がじです。
最近ガジェットネタから遠ざかっているので、久しぶりに買っちゃいました。
何を?Bluetoothヘッドフォンです。
私は電車通勤のストレスに耐えるためにヘッドフォンで音楽を聴いているのですが、有線だとよくコードが絡まるんですね。そこでBluetoothのヘッドフォンを購入することにしました。
ただ、Bluetoothって再圧縮するから音質が若干悪くなるのですよね。あと、最近ハイレゾコンテンツを購入することが多くなってきていて、ハイレゾ音源をBluetoothで聞くのってなんかなあと思っていました。
そんな時に見つけたのがONKYO ワイヤレスハイレゾヘッドホンH500BTです。
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NFC搭載でBTペアリングが簡単で、音漏れの少ない密閉型ヘッドフォンです。さらに加えて、ケーブルを使った接続にも対応していて、有線接続時はハイレゾ対応となるという一石二鳥じゃありませんか。
他のヘッドフォンと試聴比較して若干迷ったのですが、購入してしまいました。
左側に有線接続用ケーブルコネクタとNFCが搭載されています。
右側にはUSB充電端子、Bluetooth接続用ボタン、電源ボタン、電源LEDが搭載されています。左側より若干ごちゃごちゃしてますがこれは仕方ないでしょう。
若干汚れているのはすでにかなり使い込んでいるからです。
BTヘッドフォンとして使う場合、電源ONした後でBluetooth接続ボタンを押して手続するのですが、ワタシの場合、使っているのがAndroid搭載ウォークマンF800シリーズなので、NFCとBluetoothをONにして、タッチするだけでペアリングが完了します。
既に広く使われている機能ですが、非常に便利ですね。これ。
このヘッドフォンはaptXに対応しているので、Bluetooth接続にしては音質は良い方かと思います。無線接続は線が邪魔にならないのでやっぱり便利です。電源も18時間駆動を謳っているので、通勤に使う分には1週間に1,2回充電しておけば大丈夫そうです。ノイズに若干弱いのか、場所によっては頭を左右に振ると音声が途切れることがあります。詳細な条件はよくわからないのですが、たまに発生してイラっとします。
で、次に付属のヘッドフォンケーブルを接続してハイレゾ音源を聞いてみました。
・・・うん、なんていえばいいんだろう。
BT接続時を試した時には変な音声のゆがみもなくて、それほど音質が劣化している印象がなかったのですが、有線でハイレゾ音源を聞くと明らかに音質が変わりますね。
オーディオマニアではないので、あまりそれっぽいことが言えないのですが、有線接続の方がハイハットなどの高音の打楽器の音がクリアに聞こえます。また、音場といえばいいんでしょうか、音声の広がり方が圧倒的に違う。高音質といってもやっぱりBT接続では不可逆圧縮のために音質が失われるようです
通勤電車の中で聞く分にはそもそもの騒音が大きいのでそれほどBT接続と有線接続の違いは感じないのですが、室内で聞く場合には明らかに違います。
再度書いてしまいますが、このヘッドフォンを買うときに某社の同価格帯の有線ハイレゾヘッドフォンとどちらを買おうかすごく迷いました。
このONKYOのヘッドフォンの有線接続での再生音質は決して悪いものではありません。非常にフラットでクセのない音を再生してくれていると思います。
でも同価格帯でBTをあきらめ、その分のコストを音質に振り分けたヘッドフォンの方が若干ダイナミックな音を出すように感じたのです。
悩んで悩みまくった末に無線も有線もどちらでも使えることにこのヘッドフォンの意義があると感じて、こちらに決めました。
しかし、いろいろ聞き比べているうちにいつの間にか室内でハイレゾ音源を有線接続で聞く機会が以前に比べて明らかに多くなりました。
はっ!こうやってオーディオ沼に誘い込まれるのか?すでに誘い込まれている?
いや、まだ大丈夫、の、はず・・・
尚、ハイレゾは可聴領域外の音声を扱うので意味がないという人がいますが、そういう人には下記の2冊を読むことをお勧めします。
ちょっとだけ紹介しておくと、よくあるオーディオマニアのオカルト論は全く出てこず、ひたすら理論および実際の測定データに基づいて、オーディオ常識を検証している本です。
1994年と2008年に発売された本なので若干内容が古いのですが、優れた本です。
未検証なのですが、デジタルサンプリングすると高音になるほど音のひずみが大きくなる旨が書いてあります。よってサンプリング周波数を上げることはある程度音質に影響を与える可能性があると思います。時間があれば検証してみたいです。
若干脱線しましたが、本日はここまで。